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御祭神・御利益

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​「はじまりの神」

天常立命

(​開運・産業開発・必勝・交通安全)

「近江の天神さん」

菅原道真公

(​強運・学業成就・合格・厄除)

当社の南方に聳える繖山(きぬがさやま)の麓に創建された岩船神社が根源とされ、平安前期、天慶(931~947)年間に建立されたと伝えられます。

繖山の「繖」は古代に貴人の後ろからさして頭上を覆う絹の傘で、葬儀の時に死者を尊んで覆う飾りともなりました。

繖山に連なる猪子山には古墳時代後期の群集墳がありますが、猪子山は祖霊の山とされ、猪子山を遙拝する宮として発祥したのかもしれません。繖は天を覆う天蓋(てんがい)ともされ、これが天常立命を奉斎する由縁と推測されます。

後に、菅原道真公が勅使として敦賀の気比神宮に向かう途中この地を訪れたことが御縁で、天神信仰の発祥と共に合祀されたと考えられます。

古墳時代にはこの辺りに、古墳造営、埴輪や土師器を製作する土師氏(後に菅原・秋篠・大枝などの諸氏に分かれる)の集団が居住していました。道真公はこの土師氏と御縁が深く、この地に立ち寄られたと云われています。

 

「はじまりの神」

 

天常立命(アメノトコタチノミコト)は、天地が分かれた時に生れた五柱の別天津神のうちの一柱であり、天地のはじまり・神話のはじまりの神です。

「天」は高天原・天を、「常」は永久・恒久を、「立」は物事の出現・立派な成立を意味すると云われます。

当社では「はじまりの神」と称して奉斎しております。

物事のはじまりに「はじまりの神」のご加護をお受けください。

「導きの牛」

菅原道真公(天神様)と牛の関係は深く、「菅公の神の使い」と云われております。

​当社では「導きの牛」と称し、ご参拝の皆様をゆっくりでも確実に良い方向へと導く牛として奉斎しております。

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